Jシーズン移行投票 実施する52票、現段階で決めない7票、移行しない1票 19日理事会で決定へ

2023年12月14日 16:01

サッカー

Jシーズン移行投票 実施する52票、現段階で決めない7票、移行しない1票 19日理事会で決定へ
Jリーグ
 Jリーグは14日、都内で実行委員会を開き、各クラブと議論を続ける現行の春秋制から秋春制へのシーズン移行について、Jリーグ全60クラブによる投票を実施した。
 (1)「26―27年シーズンからシーズン移行を実施することを決め、残された課題を継続検討していく」、(2)「現段階ではシーズン移行を決めない。数カ月の検討期間を目安として継続検討を行う」、(3)「シーズン移行を実施しない。今後も継続検討を行わない」のいずれかに投票する方式で(1)が52クラブ、(2)が7クラブ、(3)が1クラブと移行賛成派が過半数を超え、事実上の決定となった。

 今後は投票結果をもとに、19日に行われる理事会で最終決定する。長年に渡って議論されてきたシーズン移行は最短で26年夏に始動することになる。

 樋口順也フットボール本部長は「52クラブもシーズン移行に賛成という簡単なものではなく、詰めていかなければいけない課題はあるという話を時間をかけて話した。まずは決めた上で残された課題をスピーディに継続検討していこうという話」と説明。その上で「残された課題はたくさんある。スポンサー、ファン・サポーター、ステークホルダーへの説明もまだまだ足りない。移行期の大会方式も定まっていない。こういうものもより詳細に詰めていかないといけない。決算期を変えるクラブもある。やるべきことは山積み。財源の活用ももっともっと詰めていかなければいけない部分もある。実行委員会の議論はもちろんだが、分科会をやったり、クラブの担当者会議もやったり、これまで以上に密にコミュニケーションを取りながらの52クラブだということをご留意いただきたい」と付け加えた。

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