浦和 マンチェスターCに0-3完敗…決勝進出ならず 相手のシュート25本に対しわずか2本

2023年12月21日 04:00

サッカー

浦和 マンチェスターCに0-3完敗…決勝進出ならず 相手のシュート25本に対しわずか2本
マンチェスターCに敗れ引き揚げる浦和の選手たち。決勝進出を逃した=ジッダ(共同) Photo By 共同
 【クラブW杯準決勝   浦和0-3マンチェスターC ( 2023年12月19日    サウジアラビア・ジッダ )】 クラブW杯の準決勝が19日、サウジアラビアのジッダで行われ、アジア王者の浦和は欧州覇者のマンチェスター・シティー(イングランド)に0―3で完敗した。17年大会以来、3度目の出場で初の決勝進出はならなかった。前半アディショナルタイムにオウンゴールで失点。後半にも2点を追加された。22日の3位決定戦ではアフリカ代表のアルアハリ(エジプト)と対戦する。
 浦和の世界一の夢は、準決勝で欧州覇者に絶たれた。圧倒的なボール支配を許し、シュート数は浦和の2本に対して25本を浴びた。パス成功率も81%にとどまるなど、世界の壁はあまりに厚かった。小泉は「本気を出させるところまでいかなかったのは、凄く悔しい」と完敗に肩を落とした。

 前半アディショナルタイムに守備網が決壊した。左からの鋭いクロスにDFホイブラーテンが必死に足を伸ばして触ったが、これがオウンゴールとなった。後半7分には針の穴を通すようなスルーパスから、あっけなく失点。さらに7分後に追加点を許した。スター選手のハーランドやデブルイネが負傷でいなくても、各国代表がずらりと並ぶ欧州王者は強大だった。

 スコルジャ監督は「ボールポゼッションでは相手に軍配が上がることは最初から分かっていたが、フィジカルの面でもかなり差があると感じた」と悔やんだ。ただ、まだ3位決定戦が残っている。今季限りで退任する指揮官の花道を飾りたい。

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