Jリーグ、秋春制移行に関する“票操作”報道を否定「全くの事実無根」

2023年12月21日 12:19

サッカー

Jリーグ、秋春制移行に関する“票操作”報道を否定「全くの事実無根」
Jリーグ
 Jリーグは21日、公式サイトを通じ、一部週刊誌で報じられたシーズン移行に関する“票操作”について、「全くの事実無根」と否定した。
 Jリーグは今月19日の理事会で、26年からリーグの開幕を現行の2月から8月に変更する「秋春制」へのシーズン移行案を全会一致で承認した。欧州の主要リーグとシーズンが一致することで選手の移籍が円滑になるほか、猛暑下の試合数が減って選手のパフォーマンスが向上することなどの利点がある。一方で、降雪地域などに対する課題は完全には解消されず、引き続き継続検討することになった。

 この決議に関し、一部週刊誌では「票操作が行なわれた」と報じられた。

 報道を受け、Jリーグは「シーズン移行に関する12月21日(木)付け週刊新潮の記事中の『票操作』に関する内容は、全くの事実無根であるため以下の通りご説明いたします」と発表。「Jリーグ事務局にて選択肢の文言変更を主導した事実はございません」とし、「投票は選択肢を選ぶ他に自由記載欄を設けており、各クラブの意見が適確に表現できるようにもしていました」と説明した。

 決議当日、実行委員会に陪席していた野宮拓法務委員長もコメントを発表。「シーズン移行はJリーグとして極めて大きな意思決定であるため、法務委員長として実行委員会にもオブザーバー参加して議論の経過を見守ってきましたが、記事において指摘されている選択肢の文言変更は、一部のクラブの提案を受けて、議場の確認を経て新たな選択肢の内容を確定した上で、各クラブによる投票に付したものです。選択肢の文言変更に至る経緯、新選択肢の内容の確定、その後の投票行為のいずれの過程においても適切な議事運営がなされており、リーグによる議事運営に一切の瑕疵はないものと認識しております」とした。

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