新潟・松田 今季こそリーグ戦でゴールを 右サイドで森との快足コンビに手応え

2024年02月09日 04:30

サッカー

新潟・松田 今季こそリーグ戦でゴールを 右サイドで森との快足コンビに手応え
富山との練習試合でSBの森と右サイドでコンピを組んだ松田(アルビレックス新潟提供) Photo By 提供写真
 J1新潟のMF松田詠太郎(22)は、7日のJ3富山との練習試合で1アシストをマークした。昨オフも横浜からの期限付き移籍を延長し、今季で3季目。タイトルをもたらすために新潟に残った男が、今季も右サイドからチャンスを演出する。
 右サイドの新たな可能性を感じさせた。J3富山との練習試合。松田は初めて右サイドバック(SB)の森とコンビを組んだ。「新しい選手と組んで、いい形で攻撃も出せたし課題も見えた。お互いの良さをもっと出していければプレーの幅も広がる」とスピード自慢の快足コンビ結成に手応えをつかんだ。

 3本目の7分にはMF宮本からのボールに俊足を飛ばして追いつくと、クロスを上げてFW谷口のゴールをアシスト。「理想的な形でクロスの質もよかった。でももっとアピールしないといけない立場なので、これで満足はしていない」と引き締めた。

 昨季はリーグ戦21試合に出場したが、無得点。「サイドだけでの攻撃では限界がある。もっと中に入ってSBとセンターバック(CB)の間に入ったり、斜めに走る動きを増やしていかないと。もっとゴールに絡んでいきたい」と開幕までに結果を求めていく。

 横浜からの期限付き移籍を延長し、新潟で3季目を迎える。「同じチームに3年もレンタルなんて珍しいですよね」と苦笑いしながら「新潟でプレーしたいと思ったから。優勝を狙えるチームに身を置きたいと思ったんです」と力強い。

 実は今季の目標に優勝を掲げた松橋監督よりも先に、優勝を意識していたという。昨季1年間J1でプレーしてみて「もっと上に行けるという手応えはあった。リキさん(松橋監督)が“てっぺんを目指す”という前から今年は優勝を目指したいと強く思っていた」と明かす。

 「J1(リーグ戦)で早くゴールを決めて、アシストを含めて10ゴールに絡んでいけるようにしたい」。今季も右サイドを駆け上がり、サポーターをワクワクさせる。

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