なでしこ 24日VS北朝鮮 平壌開催が白紙に…パリへの最終決戦メンバー22人発表も
2024年02月09日 04:45
サッカー
平壌開催を巡ってはJFAと北朝鮮協会との事務折衝で遅滞が続いた。空路の定期便がなく移動に伴う困難や、通常のアウェー戦で行っている試合会場や練習場、宿舎の下見もいまだ実現せず、JFAではアジア連盟(AFC)に懸念を伝えていた。AFCが平壌開催を発表してから約1カ月、再び会場は未定に逆戻りした。
この日、千葉市内で会見した佐々木則夫女子委員長によればAFCがJFAと北朝鮮協会の調整状況をモニタリングした結果「AFCから北朝鮮側に中立地域会場を提案する通達があった」と言う。それでも日本側が中立地開催の可能性を把握したのは2月上旬だった。先行きが見えず翻弄(ほんろう)される日々が続いている。
05年にはW杯最終予選の北朝鮮戦がタイで開催された例もある。ただ中立地の場合も決定権は北朝鮮にあり、日本は待つしかない。佐々木女子委員長は「北朝鮮の会場でやることもゼロではない」と話す。現状、試合日の変更はなくAFCも「決断までお待ちください。リミットが何日かはこちらでは把握していない」と説明するのみ。これもアウェーの洗礼なのか。やはり北朝鮮戦は一筋縄ではいかない。
≪W杯組中心に選出≫日本サッカー協会が、なでしこジャパンのメンバー22人を発表。WEリーグ得点ランクでトップを走り、アジア大会で北朝鮮と対戦経験のあるFW上野が選出されたほか、現役高校生のMF谷川とDF古賀も選ばれた。昨年12月のブラジル戦で足首を骨折したMF宮沢、今年1月20日の皇后杯準決勝で左膝全十字じん帯損傷のケガを負ったMF猶本は選外。池田監督は「2戦するのでバリエーションを考えた」と説明。MF長谷川ら23年W杯メンバーの多くが順当に名を連ね、大一番へ充実の陣容を整えた。
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