これが鹿島の勝負強さ!オリジナル10対決で広島に3―1 DF植田「前節の教訓を生かし切れた」
2024年05月15日 21:44
サッカー
同じ失敗は繰り返さない。前節12日の東京V戦は3―0からまさかの3失点。ドローに持ち込まれていた。この日も序盤にリードを広げる同じような展開。後半20分にミスから1点を返されたが、粘り強く守って傷口を最小限にとどめた。後半39分には途中出場のFWチャヴリッチ(29)がダメ押しの3点目。植田は「前節の教訓を生かし切れたことが良かった」と振り返り、「連戦だったけれど前線の選手が頑張ってくれた。後ろの選手も体を張った。1失点したけど耐え切れた試合だった」と胸を張った。
Jリーグ発足前、鹿島の加盟は「99・9999%ない」と言われた状況から、スタジアム建設が決め手となり10チーム目に滑り込んだ。以来32年間、ジーコ氏の教えを礎に貪欲に勝利だけを追求し、国内最多20冠のタイトルを獲得した。一度もJ2降格経験がないのは、鹿島と横浜の2チームのみ。植田は「鹿島というクラブは勝利、それだけを求めてきた。勝利を届けることだけが自分たちの恩返し」と言う。
チャンスを確実に仕留め、苦しい時間は耐える。J1最多の583勝目には、伝統の勝負強さが詰まっていた。
おすすめテーマ
2024年05月15日のニュース
特集
サッカーのランキング
-
浦和“オリ10”の意地 「Jリーグの日」に今季初の3連勝 FWチアゴ・サンタナが2戦連発
-
日本代表DFのサンジロワーズ・町田 ドイツ移籍に意欲「選ぶなら日本人が成功しているブンデスリーガ」
-
日本代表・森保監督、DAZN配信に生出演 6月には古巣広島の新スタで初のA代表戦「幸せ感じている」
-
J2栃木 小林伸二氏が監督就任「一体感のあるチームを再び作り上げていきたい」
-
マンCが史上初の4連覇に王手 2位アーセナルと勝ち点2差で最終節へ
-
トットナムが久保建英獲得に85億円でオファーか リバプールとアーセナルなど続く可能性を英メディア指摘
-
G大阪FW坂本一彩 大黒将志氏の薫陶を受け、「ひらめき」も備える新時代のストライカー
-
【蹴トピ】配信と融合 7人制「キングス・リーグ」発起人ピケ氏の思い 26日から初の国際大会
-
五輪OA枠選手は直前合流も サッカーU-23・大岩監督が示唆「簡単ではない」契約上の問題も
-
ラモス氏「懐かしい」 「Jリーグカレー」のCM復刻版を公開「カレーを食べてラモスになるわけない」
-
J2栃木 新監督有力候補に小林伸二氏 成績不振で田中誠監督&柳下正明ヘッドコーチとの契約解除