町田がデュークAT弾で首位の神戸と同勝ち点キープ 黒田監督「みんなが力を振り絞ってくれた」

2024年05月15日 23:47

サッカー

町田がデュークAT弾で首位の神戸と同勝ち点キープ 黒田監督「みんなが力を振り絞ってくれた」
勝利を喜ぶ町田イレブン(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【明治安田J1リーグ   町田2―1C大阪 ( 2024年5月15日    町田GIONスタジアム )】 J1初挑戦の町田が終了間際の劇弾で、雨中の熱戦を制した。1―1で迎えた後半アディショナルタイムに、FWミッチェル・デュークがDF林幸多郎の左クロスを頭で押し込んだ。
 これで同じく勝利した首位の神戸と同じ、勝ち点29で2位を死守した。スコアレスドローだった前節湘南戦を「内容はほぼ敗戦。“2連敗”はできない思いで迎えた」という黒田監督は「交代で入った選手が相手を苦しめた。みんな最後に力を振り絞り2点目を取ってくれた。難しい試合で、勝ちと負けは全然違う」と評価した。

 また黒田監督にとっては、初めてJ1指揮官として迎えた「Jリーグの日」に大きな勝利。当時は大学卒業直後で、一度はサッカーに区切りをつけた31年前を回顧し「テレビで見ていたJリーグにステージを移し、勝負していることが今でも信じられない」と感慨深げに語った。

 この試合はU―23日本代表のFW藤尾翔太が、パリ五輪切符を獲得した同アジア杯から帰還後3試合目で初めて先発復帰した。下部組織からトップ昇格まで過ごした古巣戦。年代別代表で長くともに成長してきたDF西尾隆矢も相手センターバックとして先発し、何度も体をぶつけ合いながら競り合った。

 得点こそ奪えなかったものの、惜しい場面を何度も演出して成長した姿を披露。試合後はアウェーのサポーター席にあいさつし「拍手や横断幕で温かく迎えてくれた。見てくれている、頑張らなあかんなという気持ち」と感謝していた。

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