C・ロナウド ACL準決勝進出へ“黄信号” 敵地での第1戦に零敗、アルナスルの最長無敗記録8で止まる
2024年03月05日 18:27
サッカー
しかし、好調をキープしていた矢先に思わぬアクシデントが発生。先制ゴールを決め勝利に貢献した2月25日のアルシャバブとのリーグ戦試合終了直後、相手サポーターからの“メッシコール”に反応。客席に向かって左耳に手を当てた後、何度も右手を下半身付近で上下に動かす仕草をしてしまいネットも炎上。これが後日、サウジアラビアサッカー連盟から卑猥なジェスチャーだったと判断され、1試合の出場停止と約40万円の罰金などの処分を受けた。
直前のリーグ戦アルハズム戦は無念のスタンド観戦となったC・ロナウドだが、ACL4強進出懸けた大事な一戦でスタメン復帰。セネガル代表FWマネらと相手ゴールに襲いかかるも、直前に元ブラジル代表FWタリスカをケガで欠いた影響もあり無得点のまま0―1で惜敗。前半6分には豪快なバイシクルシュートを披露する場面もあったが枠を捉えられず不発に終わった。
ルイス・カストロ監督は試合後「我々は選手を欠き、サイドのコントロールを失ったが後半はより良い戦いができた。今夜レッドカードでまた一人選手(DFラポルテ)を失い、準決勝への出場権を得るのは難しいように見えるが、まだチャンスは残り90分ある。アルナスルのファンが我々を一丸となってサポートしてくれることを願っている」とコメント。11日の次戦本拠での第2戦へ向け気持ちを切り替えていた。