新潟・谷口 公式戦2戦連発 中2日&アウェーの逆境はね返し6戦ぶり勝利導く
2024年04月21日 04:30
サッカー
京都戦に向けた2日間は、コンディション調整だけに集中。相手の対策は京都入り後の19日夕に行ったミーティングのみだった。
それでも選手たちはしっかりと対応した。相手の積極的なプレスに対し、大きなサイドチェンジやロングパスでペースを握った。前半にはオフサイドになったものの、MF松田が最終ライン裏に抜け出す決定機もあった。
その攻撃が実を結んだのが後半14分。DF舞行龍のロングパスで右サイドを抜け出したDF藤原がクロス。松田のシュートはブロックされたが、MF高木がこぼれ球をつなぎ、谷口が難しい体勢から「自分の得意なところにボールを置けたのが大きい」と右足を振り抜いた。
リーグ戦6試合ぶりの先制点を挙げた後は粘り強い守備が光った。終盤は相手の高さを生かした攻撃に主導権を渡しながらも無失点。守備面は、劣勢でもチーム一丸で守り抜いたいわき戦がいい契機になっていて、藤原は「いわき戦からの勢いを出せた試合」と胸を張る。
相手の対策に苦しみ、内容は悪くなくても勝利から遠ざかっていた。この日は新潟らしいショートパスで守備を崩す場面は少なかった。しかし早川は「奇麗に自分たちのサッカーができたわけではないが、対策の逆をどう突くか。それは凄くできていた」と手応えを語る。勝ち点3とともに浮上のきっかけもつかみ、さらに上を目指していく(西巻 賢介)
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