鹿島MF柴崎岳がルヴァン杯で今季初出場「自分が入って変化がないと」恩師・黒田監督と師弟対決も敗退

2024年05月23日 09:25

サッカー

鹿島MF柴崎岳がルヴァン杯で今季初出場「自分が入って変化がないと」恩師・黒田監督と師弟対決も敗退
<ルヴァン杯 町田・鹿島>後半、試合に臨む鹿島・柴崎(中)(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【ルヴァン杯1次ラウンド3回戦   鹿島0―2町田 ( 2024年5月22日    町田GIONスタジアム )】 鹿島がリーグ戦に続き町田に敗れ、タイトルへの道が一つ閉ざされた。その中で、主将のMF柴崎岳が途中出場で今季公式戦初のピッチに立った。
 キャンプ中の故障から復帰まで長い時間を要し、この日今季初めてベンチ入りを果たした。2点を追う後半19分に投入され、今季からつける背番号10のユニホーム姿をようやくお披露目。キャプテンマークを引き継ぎ、古巣戦となったMF佐野海舟とダブルボランチを形成し、最後まで反撃の糸口を探した。

 「個人的な感覚は良かった。しっかり治して復帰しようと焦りはなかった」。試合後はすぐにアウェーのサポーター席に向かい、復帰の祝福とともに敗戦を悔しがる声を正面から受け止めた。「自分が入って変化がないといけない。これからやれることはまだたくさんある」。今後の巻き返しへ決意を示した。

 青森山田で指導を受けた町田の黒田剛監督と、プロの舞台での初対戦が復帰戦で実現した。ただ試合後は「そこは結構忘れていた。試合に集中していて、そういえばそうだったなと」と淡々。初昇格ながら首位争いを繰り広げる指導力に「細かく見ているわけではないけど、監督の日々していることがチームに影響しているのかな」と敬意を示した。

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