京都 鳥栖に3失点完敗…チョウ監督「監督として反省しなければ」 攻守に課題山積のまま後半戦へ

2024年06月22日 22:03

サッカー

京都 鳥栖に3失点完敗…チョウ監督「監督として反省しなければ」 攻守に課題山積のまま後半戦へ
京都・チョウ貴裁監督 Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1リーグ 第19節   京都0ー3鳥栖 ( 2024年6月22日    駅前不動産 )】 前節、ホームで今季初勝利を挙げた京都はこの試合で今季初の連勝を狙った。最下位は脱したものの、19位の京都と同じ勝ち点の鳥栖には勝ちたい。札幌戦を勝利に導いた前線からの激しい守備は鳥栖にも効いていた。
 右サイドをDF福田心之助(23)とMF川崎颯太(22)が崩して好機を作る。前半18分には川崎のクロスからFW原大智(25)のシュート。21分には福田の強烈な右足シュートで脅かしたが、ゴールにはならない。24分には鳥栖DFのパスミスをMF松田天馬(29)が奪って原にラストパス。原のシュートは相手GKの左脚に当たって得点にならない。風上で攻勢に立ちながら、無得点だったことが後半に響くことになる。

 後半3分にも川崎のクロスを原がヘディングで叩くがGK正面。9分には鳥栖FWマルセロヒアンが抜け出してゴールするがVARで確認してオフサイド。無効になる。ただ、強風の風下に回って京都の明らかに守備は混乱し始めていた。

 13分、左CKをキャッチしたGKク・ソンユン(29)が前線にスローしたボールを奪われてカウンターを食らいFWマルセロヒアンに先制点を奪われる。15分には強い追い風に流れたロングボールをDF鈴木義宜(31)、DF宮本優太(24)が処理できずにマルセロヒアンに2点目を許した。18分に前線の3人を総入れ替えしたものの、31分に3点目を奪われて万事休した。

 チョウ貴裁(チョウ・キジェ)監督(55)は「戦術がどうと言うよりも、先に点を取れずに1点を先に奪われてメンタルの切り替えができずに2点目をやられてしまった。そこは監督として反省しなければならないと選手には話した。鳥栖は九州ダービーに負けた気持ちを出してきていてモチベーションが高かった」と振り返る。折り返しの19試合を終えて京都の15得点はJ1最少。3失点以上は7試合目と攻守に課題を山積みしたまま後半戦に向かうことになる。

おすすめテーマ

2024年06月22日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム