W杯アジア最終予選組み合わせ決定!森保監督 またまた豪州、サウジらと同組「予想通り厳しい」

2024年06月28日 05:00

サッカー

W杯アジア最終予選組み合わせ決定!森保監督 またまた豪州、サウジらと同組「予想通り厳しい」
26年W杯北中米大会への道 Photo By スポニチ
 26年W杯北中米大会アジア最終予選の組み合わせ抽選が27日、マレーシアで行われ、8大会連続出場を目指す日本代表はオーストラリア、サウジアラビア、バーレーン、中国、インドネシアと同じC組に入った。ポット2、3はともにポット最強のオーストラリアとサウジアラビアが入る“キビC組”に決定。9月5日に開幕し、来年6月まで9カ月間、ホーム&アウェーで10試合を行い、各組上位2チームが切符を手にし、3、4位はプレーオフに回る。
 ドロワーを務めた元日本代表FW岡崎慎司氏がオール中東のB組に韓国を引き当てると、最後に残った日本のC組入りが自動的に決まった。各ポットでFIFAランク最上位のオーストラリア、サウジアラビアと同居する厳しい組み合わせに、森保監督も日本協会を通じ「予想通り厳しいグループに入ったという第一印象」とコメントした。

 オーストラリアは5大会連続での対戦で、通算3勝4分け1敗ながら毎回、激闘を繰り返す宿敵。サウジアラビアも3大会連続での激突で、過去2大会は敵地でいずれも敗れている難敵だ。この2カ国と戦う10月が最初のヤマ場となる。バーレーン、インドネシアとは今年1~2月のアジア杯で対戦。ともに3―1で勝利しているが、前回予選で苦戦した中国は、敵地では完全アウェーが予想される。一筋縄ではいかない相手がそろった。

 オセアニア、中東、東南アジアと地域も気候も異なる多彩な顔触れ。長距離移動や時差なども考慮すれば最も過酷なグループとも言える。日本協会はチャーター便の導入なども想定済み。9月5日の中国戦を含む年内のホーム2試合は、過去W杯予選で23勝4分け1敗と勝率8割2分を誇る埼スタでの対戦を決め、運も味方に難敵を迎え撃つ構えだ。

 W杯は今大会から出場国が32から48に拡大され、アジア枠も4・5から8・5に倍増。ただ同時に各国の機運やレベルも高まっている。前回予選はホーム初戦でオマーンに敗れ、森保監督の去就問題にも発展した。それだけに指揮官は「前回の最終予選も険しい道のりを歩み、今回もそれ以上に過酷な戦いになります。覚悟と勇気を持って臨みたいと思います」と気を引き締め直した。

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