名古屋から期限付き移籍 京都MF米本拓司が練習に合流 決断の理由とは

2024年06月28日 12:24

サッカー

名古屋から期限付き移籍 京都MF米本拓司が練習に合流 決断の理由とは
練習に合流した京都MF米本拓司 Photo By スポニチ
 27日に名古屋からの期限付き移籍での加入が発表された京都MF米本拓司(33)が28日、サンガタウン城陽での練習に合流した。試合に出場できるのは14日の浦和戦(サンガS)からとなる。
 この日は非公開で、シュート練習などを行ったという。京都で親交のある選手はFW山崎凌吾、FW原大智だけというが「前チームでは自分の実力不足もありあまり試合に出られなかった。その中で京都に声をかけてもらって、もう一回、自分自身の実力で試合に出るために、力になりたいと思って来た。自分のキャリアも終わりに近づいているが、まだまだできるんだぞというのを見せたい。このチームの今季の目標を達成するために、全力を尽くしたいなと思います」とJ1残留の一助になることを誓った。

 また、移籍の決め手がFC東京時代に師弟関係にあった大熊清GM(59)からの“熱烈ラブコール”だったことも明かした。「“力を貸してもらえるなら貸してほしいからぜひ、来てほしい”と電話で言われて“すぐ行きます”と僕も答えました。いきなり(電話が)かかってきて、いきなり決まったという感じです。自分が期待されることって人生の中でなかなかないと思うので、その期待に応えるために、力になれるように頑張りたい」と決意表明。J1通算363試合出場を誇るベテランが、19位に沈むチームを活性化させる。

 ◇米本 拓司(よねもと・たくじ)1990年(平2)12月3日生まれ、兵庫県伊丹市出身の33歳。県伊丹から09年にFC東京入団。1年目からレギュラーを獲得し、同年のナビスコ杯(現ルヴァン杯)MVPと同杯ニューヒーロー賞授賞。10年に日本代表初選出。19年に名古屋へ完全移籍。22年に湘南に期限付き移籍し、23年に復帰。J1通算363試合出場6得点。1メートル77、72キロ。利き足は右。

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