パリ五輪へ、技巧派レフティー戻ってきた!東京V・山田楓 先制機演出で5901日ぶり伝統の一戦勝利

2024年06月30日 04:00

サッカー

パリ五輪へ、技巧派レフティー戻ってきた!東京V・山田楓 先制機演出で5901日ぶり伝統の一戦勝利
 横浜M―東京V 前半、競り合う横浜M・渡辺泰(左)と東京V・山田楓(中央)ら=日産スタジアム Photo By 共同
 【明治安田J1第21節   東京V2-1横浜 ( 2024年6月29日    日産ス )】 明治安田J1リーグは各地で3試合が行われ、東京Vが敵地で横浜を2―1で下し、2戦ぶりの白星を挙げた。93年5月15日のJリーグ開幕カードだった伝統の一戦に勝利したのは、前回J1だった08年5月3日以来、16年ぶり。パリ五輪世代のMF山田楓喜(ふうき、22)が約1カ月ぶりに先発出場し、U―23日本代表の大岩剛監督(52)が視察する中、先制点に絡む活躍を見せた。川崎Fは広島と1―1で引き分けた。
 パリ五輪へ、技巧派レフティーの調子が上昇中だ。山田楓は先月22日のルヴァン杯・広島戦以来、約1カ月ぶりの先発復帰。前半12分に右CKで鋭いボールを蹴り込むと、FW山見の先制ゴールを演出した。5901日ぶりとなる伝統の一戦勝利につなげ「自分の左足から先制点を取れた。久しぶりに(先発で)ピッチに立って楽しさを味わい、勝利で終われたのは良かった」と安どの表情を見せた。

 4~5月の五輪最終予選で2得点の活躍も、帰国後に心身の疲労で戦線離脱。休養期間を経て、22日の名古屋戦に途中出場し復帰した。来月3日に迫った五輪代表18人発表前最後の試合で持ち味を発揮。完全復活を印象づけ「大きな一歩。(五輪には)もちろん行きたいけど、気にせずに自分のできることをやる」と言葉に力を込めた。

おすすめテーマ

2024年06月30日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム