イングランド代表ワトキンス「信じられない」 劇的弾でMOM選出「パーマーからパスがくると分かってた」

2024年07月11日 06:45

サッカー

イングランド代表ワトキンス「信じられない」 劇的弾でMOM選出「パーマーからパスがくると分かってた」
<欧州選手権 オランダ・イングランド>決勝ゴールを決めたワトキンス(中央手前)は試合後、喜ぶチームメートの前でダンスを踊る(AP) Photo By AP
 【欧州選手権準決勝   イングランド2―1オランダ ( 2024年7月10日    ドルトムント )】 サッカーの24年欧州選手権(EURO)ドイツ大会は10日、イングランドが準決勝でオランダに2―1で勝利。1―1で迎えた後半アディッショナルタイム、途中出場のFWワトキンス(アストンビラ)が値千金の決勝弾。2大会連続決勝進出に貢献し、この試合のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出された。
 ワトキンスはMFパーマーとともに後半36分から途中出場。すると後半アディッショナルタイム、パーマーからのパスをエリア内で受けると、振り向きざまに右足一閃。鋭いシュートをネットに突き刺し土壇場で勝ち越しに成功。サウスゲート監督の采配がズバリとはまってスペインの待つ決勝へと駒を進めた。

 試合後、ワトキンスは「信じられない。この瞬間を何週間も待ち望んでいた。今日の自分に到達するには大変な努力が必要だった。チャンスを掴み、それを両手で掴んだ」と喜びを爆発。「言葉が出ないよ!最後までピッチを去りたくなかった。すべてを味わいたかったから」と感慨深げだった。

 また、得点場面については「私は彼(パーマー)にこれから一緒に出場するから、君が私をサポートしてくれと言ったんだ。彼がボールを受け取った瞬間、私にパスを出すだろうと分かった。ゴールの隅にボールが入った時は、最高の気分だったよ」と振り返った。

 決勝戦に向けては「数週間前、イングランド代表としてユーロでプレーするなんて思ってもみなかったが、ここまで来るのにとても努力してきた。僕らには1点ビハインドでも立ち直る力がある。絶対に諦めない。あと1試合、スペイン戦に向けて準備は万端だ」と意気込みを語った。 

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