FC東京の松木 サウサンプトン完全移籍へ 今季はトルコ1部にレンタル有力 新潟戦がラストゲーム

2024年07月13日 13:30

サッカー

FC東京の松木 サウサンプトン完全移籍へ 今季はトルコ1部にレンタル有力 新潟戦がラストゲーム
松木玖生 Photo By スポニチ
 FC東京のMF松木玖生(くりゅう、21)が、イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンに完全移籍する可能性が高いことが13日まで分かった。複数の関係者によれば既に正式オファーが出ているという。
 ドイツの複数クラブも獲得に動いているというが、サウサンプトンに決まった場合は英国の就労ビザ取得の関係で、24~25年シーズンはサウサンプトンと同じオーナーのトルコ1部ギョズテペに期限移籍することが有力という。

 松木は22年に青森山田高から東京入り。1年目からレギュラーを獲得し、チームの顔として今季は主将も務めている。日本代表も各年代で選出され、パリ五輪に出場するU―23日本代表でも立ち上げから主軸を担っていたが、今月3日に発表されたメンバーでは移籍の可能性があるとの理由で選外となっていた。

 クラブもこの日、公式サイトを更新。「松木玖生選手が海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、本日の活動をもってチームから離脱することになりました。今後につきましては、正式に決定次第、あらためてみなさまへお知らせさせていただきます」と発表。、きょう13日に国立競技場で行われる新潟戦がFC東京でのラストゲームになるとした。

 高校時代から注目を浴び続けるMFがついに海を渡る。
 
 ◇松木 玖生(まつき・くりゅう)2003年(平15)4月30日生まれ、北海道出身の21歳。青森山田中で2度の全国優勝。青森山田高では1年生からレギュラーとなり、21年度の全国高校選手権で優勝。22年にFC東京入りし、開幕戦で先発するなど主力としてフル稼働。3年目の今季は主将に就任。日本代表はU―15世代から各年代で選出され、23年U―20W杯に出場。24年U―23アジア杯では優勝に貢献。1メートル80、78キロ。利き足は左。
 
 ▽サウサンプトン 創設は1885年。本拠地はイングランド南部サウサンプトン。主なタイトルはFA杯優勝1回。日本人は過去に吉田麻也、南野拓実らが所属。今季から菅原由勢が加入し日章学園(宮崎)FW高岡伶颯の入団も内定。チームカラーは赤と白。指揮官はイングランド出身のラッセル・マーティン監督(38)。ホームスタジアムはセント・メリーズで約3万2400人収容。

 ▽ギョズテペSK 創設は1925年。本拠地はトルコ西部のイズミル。主なタイトルは50年のリーグ優勝と2度のトルコ杯制覇。23~24年シーズンは2部で2位に入り3季ぶりに1部昇格。熱狂的なサポーターが有名。指揮官はブルガリア出身のスタニミル・ストイロフ監督(57)。ホームはギュルセル・アクセル・スタデュムで約2万人収容。

おすすめテーマ

2024年07月13日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム