大島途中交代の川崎F 2点目が奪えずに5戦連続引き分け 小林は勝ち越し弾が幻に

2024年07月15日 05:30

サッカー

大島途中交代の川崎F 2点目が奪えずに5戦連続引き分け 小林は勝ち越し弾が幻に
 C大阪と引き分けた川崎Fイレブン Photo By 共同
 【明治安田J1リーグ第23節   UvanceとどろきスタジアムbyFujitsu ( 2024年7月14日    川崎F1―1C大阪 )】 川崎FはC大阪を相手にリードを守ることができず、5試合連続の引き分け。鬼木監督は「先制したので勝たないといけない。勝ち切りたいゲームだった」と悔やんだ。
 序盤から優位に試合を進め、前半36分にFWマルシーニョが先制弾。MF脇坂のパスで最終ラインの裏に抜け、ゴール右隅を打ち抜いた。その後もマルシーニョを軸に好機を重ねたが、追加点を奪えなかった。その中で巧みな配球で攻勢を支えていたMF大島が前半終了後に退いた。
 先発復帰2戦目で出場時間45分は前節6日の磐田戦と同じだったが、この日は「いけるところまでというのが頭にあった。そういう意味ではアクシデントがあったということ」と鬼木監督。「前線の選手を生かし、早い攻めとゲームをコントロールしながら揺さぶるというところで期待を込めた」という司令塔に問題が生じて交代を強いられた。

 後半も加点できないまま時間が過ぎ、後半32分に一瞬の隙を突かれて失点。2分後には途中出場のFW小林が左クロスに右足を合わせてネットを揺らしたものの、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入で数プレー前にボールがゴールラインを割っていたとして取り消された。「クロスが完璧だった。イメージ通り。自分のゴールで(局面を)打開したいと思っていた。(認められずに)悔しい」と小林。勝ち点1を加えて15位から順位を1つ上げた川崎Fだが、すっきりしない試合が続いている。

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