ドイツ1部開幕戦“日本人選手”9人の成績は…堂安&町野が初ゴール 佐野は新天地で先発デビュー

2024年08月25日 06:30

サッカー

ドイツ1部開幕戦“日本人選手”9人の成績は…堂安&町野が初ゴール 佐野は新天地で先発デビュー
ブンデスリーガ日本語版X(@Bundesliga_JP)から。ドイツ1部“9人の侍”を紹介した
 23日から新シーズンが開幕したサッカーのドイツ1部(ブンデスリーガ)は、“日本人選手”9人が参戦。24日の開幕戦ではフライブルクMF堂安律(26)、キールFW町野修斗(24)の2人が今季初ゴール。マインツのMF佐野海舟(23)は新天地で先発デビューを飾るなど、各地で奮闘した。
 現段階でドイツ1部に所属するのはDF伊藤洋輝(Bミュンヘン)、DF板倉滉(ボルシアMG)、FW福田師王(ボルシアMG)、MF佐野海舟(マインツ)、MF堂安律(フライブルク)、FW町野修斗(キール)、MF奥川雅也(アウクスブルク)、DFチェイス・アンリ(シュツットガルト)、GK長田澪(ブレーメン)の9人。ブンデスリーガ日本語版Xでは「今シーズンもサムライたちがブンデスリーガに挑む!」と9人の写真を載せ紹介した。

 まず23日の“オープニングマッチ”でボルシアMGが昨年王者レーバークーゼンと対戦。FW福田はベンチ外だったが、DF板倉はフル出場。後半14分の左FKでは頭で折り返してゴールにつなげるなど奮闘。しかし、終了間際にボールをクリアしたプレーで相手の足を踏む形になり、VARによって反則と判定。これが決勝点につながるPKになってしまい2―3と黒星発進。試合後「僕の感覚では本当にボールに触っていた」と嘆いた。

 そして24日にはフライブルクのMF堂安が本拠シュツットガルト戦で今季初ゴール。1―1の後半9分、左からのクロスにファーサイドで飛び込み直接合わせることはできなかったが、ゴール前の混戦で粘りを発揮。倒れながらも最後は足裏で押し込み、22年以来2年ぶりの開幕弾。泥臭く奪った逆転ゴールが決勝点となり、3―1で白星発進を飾った。

 堂安に続いたのがキールFW町野。クラブ初の1部昇格、自身も初のドイツ1部挑戦でトップ下として先発起用されると1―3とリードを許した後半44分に今季初ゴール。チームはホッフェンハイムに2―3で敗れ黒星発進となったが、いきなりドイツ1部“デビュー戦”で結果を残した。

 町野の他にもドイツ1部デビューを飾ったのは2人。シュツットガルトのDFチェイス・アンリは昨季までセカンドチームが主戦場だったが、フライブルクとの開幕戦でベンチ入り。後半21分に途中出場を果たし、堂安との“日本人対決”はわずか7分ほどだったが念願の1部デビューを飾った。

 一方、今夏にJ1鹿島からマインツへと完全移籍した佐野は本拠ウニオン・ベルリン戦で先発デビュー。7月14日に女性への不同意性行容疑で逮捕。後に不起訴処分となり、チーム合流が遅れるも開幕戦でいきなりスタメン起用され後半40分までプレー。1―1のドロー発進も新天地で大きな一歩を踏み出した。

 残るアウクスブルクのMF奥川雅也は本拠ブレーメン戦でベンチ外。川崎出身で日本人の母を持つブレーメン所属のGK長田澪(登録名ミオ・バックハウス)は開幕戦でベンチ入りするも出番なし。Bミュンヘンに新加入のDF伊藤洋輝は右中足骨の骨折で離脱中。25日には敵地でボルフスブルクとの開幕戦は控えているが、まだ2カ月ほど欠場する見込みとなっている。

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