なでしこ初招集のDF遠藤優「やっとチャンスが巡ってきた」 攻撃力持ち味の26歳右SB

2024年10月21日 19:57

サッカー

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は21日、韓国代表との国際親善試合(26日、国立)に向けて千葉市内で合宿をスタートさせた。
 海外組の選手は合流が遅れ、初日は国内組を中心に8選手が参加。約50分間のリラックスメニューを消化した。26歳で初招集されたDF遠藤優(三菱重工浦和)は「代表はチャンスをものにしないと残っていけない場所。軽い練習でしたけれど、いつもと違う緊張感がある」と率直な心境を口にした。

 スピードと豊富な運動量を兼ね備えた攻撃型の右サイドバック(SB)。WEリーグ連覇に貢献した昨季はベストイレブンに選出され、今季も好調ぶりを示していた。「新戦力として呼ばれたと思っているので、チームに活力をもたらすようなプレーをどんどんしていきたい」。かつては14年U―17女子W杯でMF長谷川唯、MF長野風花らと世界一を経験。パリ五輪代表候補にも入っていたが、なでしこジャパンには縁がなかった。「やっとチャンスが巡ってきたので、このチャンスをものにしたい」と言葉に決意を込めた。

 なでしこで不動の右SBを担ってきたDF清水梨紗は、パリ五輪で大ケガを負い長期離脱。佐々木監督代行は「清水に重なるところがある」と新戦力に期待を込める。「私にしか出せないドリブルや縦への推進力があると思う。どんどん練習からアピールしていきたい」。パリ五輪後最初の代表活動で、確かな足跡を残す。

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