【蹴トピ】小林、勝負強さ証明 “スーパーサブ”でも輝く川崎Fのストライカー 途中出場歴代最多28得点
2024年10月23日 06:00
サッカー
川崎Fのエースとして長く君臨してきた小林は、先発した試合で通算113得点。17年には得点王とMVPの活躍でリーグ初優勝に貢献した。20年にはライバルと先発の座を高いレベルで争い、史上初となる2試合連続で途中出場から複数得点をマーク。実力がありながらサブの役回りもいとわず、チームは圧巻の成績で2度目の連覇を達成した。
途中出場から通算27得点で記録を長く保持した播戸は、高卒でG大阪入りしてから複数クラブを渡り歩いた。大卒で川崎F一筋の小林とキャリアの道筋は少々異なる。だがともに日本代表歴があり、J1初得点も途中出場から決めるなど共通点も多い。試合途中から結果を残せるようになると当然、先発が増える。自己最多は播戸が04年神戸所属時の17得点、小林は17年の23得点。ともに同シーズンは、途中出場からの得点は一度もなかった。
同ランクの3位は、現名古屋FWパトリックで24得点。J1の6クラブでプレーし、川崎F所属時には途中出場から小林とアベック弾も決めた。小林は例外ながら、ランク上位には複数クラブを渡り歩いた選手が多い。
4位森山泰行以下の4選手は、通算で先発よりも途中出場試合数が多かった。常に準備を整え、出番が来れば数少ない好機を生かして結果を残す。小林の活躍で、Jの歴史を支えてきた“スーパーサブ”に再び脚光が当てられたといえる。
≪1シーズン最多は9得点≫1シーズンの途中出場からの最多得点は、2度の森山や播戸らが記録した9得点。今季は柏FW木下が7得点で最多となっている。30歳の木下は欧州クラブでキャリアを始め、昨季京都でJ1初得点。柏に加入した今季は当初ベンチスタート中心から結果を残し、ここまで全33試合に出場してきた。先発でも2得点し、J1自身初のシーズン2桁得点に王手をかけている。
川崎FのFW山田が5得点で2位、湘南FW福田ら3人が4得点で3位と続く。やはり得点を重ねるほど先発も増えていくため、シーズンの終盤には伸びにくい記録といえる。
≪スペイン、バルサが5発で首位キープ≫欧州各リーグ(14~20日)でイングランドはリバプールがチェルシーを2―1で下し、4連勝の勝ち点21で首位をキープした。スペインは首位バルセロナがセビリアに5―1で大勝し、勝ち点27。Rマドリードはセルタに2―1で勝って3差を保った。ドイツは1位Bミュンヘンがシュツットガルトに4―0で快勝。ライプチヒはマインツを2―0で下して勝ち点17で並ぶ。イタリアは首位ナポリがエンポリに1―0で勝って勝ち点19。2差にインテル・ミラノがつける。フランスはパリSGがストラスブールに4―2で勝ち、リールと引き分けたモナコを抜いて首位に立った。
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