なでしこL・出雲FC 現役選手が男性監督らからセクハラ、いじめ被害告発 リーグに通報、解任を要求

2024年11月07日 00:37

サッカー

なでしこL・出雲FC 現役選手が男性監督らからセクハラ、いじめ被害告発 リーグに通報、解任を要求
 記者会見する女子サッカー2部リーグ「ディオッサ出雲FC」の(左2人目から)ラウラ・スペナザットさんとフェへ・タイスさん=6日午後、島根県出雲市 Photo By 共同
 島根・出雲市を拠点に活動する女子サッカー2部リーグ「ディオッサ出雲FC」に所属するブラジル人選手2人が6日、同市内で会見を開き、監督やコーチからセクハラ、いじめを受けたと訴えた。また、チームが通訳を同行させる契約義務も怠ったとし、日本女子サッカーリーグに被害を告発したことを明らかにした。
 ラウラ・スペナザットさん(26)とフェへ・タイスさん(25)の2人で、2022年8月からチームに所属。ともに今年7月にストレス障害と診断され、8月からチームを離れて治療を受けている。

 同席した弁護士によると入団時に通訳を同行させる契約を結んだが、実際は週1度しか付かずにプレーに支障が出たという。

 また、ミスをすると、男性監督やコーチからポルトガル語で「性器」などを意味する侮辱的な言葉を投げかけられたと訴えた。

 一方で、チームを運営する特定非営利活動法人・ディオッサスポーツクラブも会見を開催。通訳を同行させる契約に違反していたことは認めたが、監督らの発言については「弁護士と事実関係を調査している」とした。

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