小出氏も素質評価!西尾が初ハーフでV
2010年03月08日 06:00
マラソン
北海道・恵庭南高時代は3年連続でインターハイに出場したものの、全国レベルでは目立った活躍はなかった。社会人になって小出義雄氏(佐倉AC代表)の指導の下、徐々に力を付けた。深山文夫コーチ(45)は「一番の素質はまじめな性格で練習熱心なところ。まじめにコツコツですね」と言う。小出氏からも「時間はかかるけどオレが必ず強くしたる」と“頑張れる素質”を早くから評価され、その言葉を信じた。
今では同僚で昨年の東京マラソン女子優勝の那須川瑞穂ら一線級と同じメニューをこなせるまでに成長。1日で50キロを超える距離を走り込む。まじめな性格と猛練習で社会人4年目を迎えた道産子が、冷たい雨の中でついに芽を吹いた。
ハーフマラソンで上々の試運転を済ませ、4月には長野マラソンで42・195キロに挑む。「長い距離を走るのが好きだし、やっぱりマラソンをやりたい気持ちはあります」と西尾。念願のフルマラソンに向け、第一歩を踏み出した三浦マラソン。初出場初優勝で、21歳の乙女には生涯忘れられないレースとなった。
◆西尾 美耶(にしお・みや)1988年(昭63)5月11日、札幌市生まれの21歳。上幌向小4年の時、岩見沢市の陸上クラブで本格的に陸上を始める。恵庭南高では3年連続でインターハイに出場。1500メートルの自己ベストは4分31秒58。1メートル65、47キロ。
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