17歳寺本が女子初のW杯優勝 男子は加藤2位

2013年04月07日 19:36

体操

 体操の個人総合で争うワールドカップ(W杯)シリーズ東京大会最終日は7日、駒沢体育館で後半種目を行い、ロンドン五輪代表が出場した日本勢は女子で17歳の寺本明日香(レジックスポーツ)が4種目合計56・825点で制した。日本体操協会によると、1975年に始まったW杯で日本女子の優勝は個人総合、種目別を通じて初めて。
 左手骨折から復帰した寺本は前半2位から、平均台と床運動で逆転した。ペイトン・アーンスト(米国)が0・275点差で2位。美濃部ゆう(朝日生命)は51・825点で8位だった。

 男子は加藤凌平(順大)が6種目合計90・175点で2位に入った。オレグ・ベルニアエフ(ウクライナ)が90・375点で制し、五輪銀メダルのマルセル・グエン(ドイツ)は6位。田中和仁(徳洲会)は前日に左足を負傷して棄権した。

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