錦織 腰痛悪化で連覇消滅 球追えず「どうしようもなかった」

2013年10月05日 06:00

テニス

錦織 腰痛悪化で連覇消滅 球追えず「どうしようもなかった」
ポイントを落としうつむく錦織
 男子テニスの楽天ジャパンオープン第5日は4日、東京有明テニスの森公園で行われ、連覇を狙った世界ランク13位の錦織圭(23=日清食品)は、腰痛を悪化させ同17位のニコラス・アルマグロ(28=スペイン)に6―7、7―5、3―6で敗れた。昨年の優勝で獲得したポイントも一挙に失い、世界ランクは18位前後まで後退する見込みとなった。
 錦織は第3セット途中で弱々しいサーブしか打てず、満足に球も追えなくなった。第3ゲーム終了後にマッサージを受けたが、その効果も数ゲームだけ。「最後は腰が痛くてどうしようもなかった。4、5年続いている痛みだけど最近はちょっと悪くなっている。1、2試合続くと打てなくなるぐらい」と険しい表情で振り返った。「オフにしっかりとチェックしたい。そこまで大きなケガでないことを祈っている」と今後に不安を感じさせた。

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