【仁川からの風】アジア大会 地元の英雄に挑む

2014年09月21日 19:41

スポーツ

 アジア大会は記者が取材パスを持っていれば各会場に1社何人でも入ることができるが、例外もある。報道陣の殺到が予想される競技では、大会組織委員会から人数制限がかかる。今大会、制限がかかっている競技は2008年北京五輪男子400メートル自由形を制した韓国の英雄・朴泰桓が出場する競泳と、韓国のヒロイン・孫延在が舞う新体操、野球の決勝だ。
 競泳会場は、現地で「朴泰桓水泳場」と名付けられている。日本でいえば、北島康介が「北島康介プール」で泳ぐようなもの。地元の圧倒的な期待を背負う朴に挑むのは、日本が誇るマルチスイマー・萩野公介(東洋大)だ。

 「(朴は)偉大な選手。全ての力を出して、どれくらい勝負できるか」。完全にアウェーの舞台で結果を出せば、20歳にとって有形無形の財産になる。競泳は21日から競技が始まる。(杉本亮輔)

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