白鵬、逸ノ城の台頭にしみじみ「それが時代というものなのかな」

2014年09月29日 11:19

相撲

白鵬、逸ノ城の台頭にしみじみ「それが時代というものなのかな」
31度目の優勝から一夜明け、記者会見する横綱白鵬
 大相撲秋場所で3場所連続31度目の優勝を果たし、優勝回数で歴代2位の千代の富士(現九重親方)に並んだ横綱白鵬が千秋楽から一夜明けた29日、東京都墨田区の宮城野部屋で記者会見し「(千代の富士の映像を)入門したときから見ていた。(同親方から)稽古でも声を掛けてもらったし、一つ並んで恩返しができたのかな」と語った。
 初日から無敗で優勝争いの先頭に立ったが、13日目に大関豪栄道に敗れ、14日目に同じ1敗の新入幕逸ノ城を迎え撃った。1横綱2大関を破った怪物の快進撃を止め、第一人者の意地を見せた。21歳のホープを「ある意味で顔つき、体つきが本当の怪物」と評し「一気にきましたね。それが時代というものなのかな」と、しみじみと話した。

 11月9日から始まる九州場所では大鵬に並ぶ32度の最多優勝記録が懸かる。「気持ちを切り替えなきゃいけないけど、今はとにかく寝たい」と少し疲れた表情で話した。

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