大の里3敗守って単独トップ!“輪島超え”幕下付け出し最速初V王手 大関・琴桜は痛恨4敗目

2024年05月25日 17:54

相撲

大の里3敗守って単独トップ!“輪島超え”幕下付け出し最速初V王手 大関・琴桜は痛恨4敗目
<夏場所14日目>湘南乃海(左)を押し出しで下す大の里(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 大相撲夏場所は25日、東京・両国国技館で14日目の取組が行われ、優勝争いトップの新小結・大の里(23=二所ノ関部屋)は平幕の湘南乃海(26=高田川部屋)に押し出しで勝ち、11勝3敗で単独トップに立った。大関・琴桜(26=佐渡ケ嶽部屋)は結びで関脇・阿炎(30=錣山部屋)に押し出しで敗れて痛恨の4敗目。大の里が3敗で首位、4敗勢は豊昇龍、琴桜、阿炎、大栄翔の4人となった。
 大の里は4敗の湘南乃海を寄せ付けず、落ち着いて前に出て完勝。新入幕から3場所連続で11勝に到達した。初土俵からわずか7場所目、幕下付け出しでは横綱・輪島の15場所を大きく更新する最速初優勝に大きく近付いた。湘南乃海は5敗目となり、優勝争いから脱落した。

 前日は湘南乃海との3敗対決で変化気味に当たって上手出し投げで勝った琴桜は、阿炎を土俵際まで追い詰めるもうまく体勢を入れ替えられてそのまま押し出された。阿炎は4敗を死守し、優勝争いに残った。

 追う4敗勢は、西前頭筆頭の大栄翔が高安を押し出して10勝目を挙げ、優勝争いに踏みとどまった。大関・豊昇龍は新入幕・欧勝馬との4敗対決に寄り切りで勝利。欧勝馬は先場所の尊富士に続いての新入幕優勝の可能性が消滅し「うまくやられました」と振り返った。

 初日から6連勝で一時は単独トップに立った平幕の宇良は熱海富士に小手投げで敗れて8連敗を喫し、負け越しが決まった。

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