遠藤、8連勝で5場所ぶり2桁勝利「一日一日しっかりと…」

2014年11月24日 05:30

相撲

大相撲九州場所千秋楽
(11月23日 福岡国際センター)
 遠藤が初場所以来5場所ぶりの2桁勝利を挙げた。誉富士に立ち合いで右張り差しから左を差して、相手が出てきたところを右からの突き落とし。中日からの8連勝で一年の納めの場所を締めた。「一日一日しっかりと相撲が取れた」。

 波乱の一年だった。初場所で11勝と2桁勝利を挙げ、夏場所ではザンバラから初めてマゲも結った。しかし、逸材と期待されながら秋場所では3勝12敗と大きく負け越し。ファンの話題も怪物・逸ノ城に取って代わられた。「毎回いろんな流れを経験できた」。

 来年初場所は再び上位と対戦することが濃厚。「今年がまだ終わっていないので考えられない」と相変わらず慎重な口ぶりだったが、北の湖理事長(元横綱)は「自分の形で相撲を取ること。乗り切らないといけない」と苦言を呈していた。

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