【体操】杉原愛子「めっちゃ悔しい」パリ届かず号泣も「引退は考えていない」

2024年05月18日 17:23

体操

【体操】杉原愛子「めっちゃ悔しい」パリ届かず号泣も「引退は考えていない」
<体操NHK杯第3日>床運動の演技をする杉原愛子(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【体操・NHK杯第3日 ( 2024年5月18日    群馬・高崎アリーナ )】 パリ五輪最終選考会として女子の個人総合2回目が行われ、24歳の杉原愛子(TRyAS)は合計210・359点で5位だった。パリ切符を得られる4位以内を逃し、チーム貢献度で決まるラスト1枠にも入れず。3大会連続の夢舞台には届かなかった。
 16日に落下した段違い平行棒でこの日も悪夢の落下。「落下のミスが凄く痛かった」。このミスが致命傷となり、4位以内には届かず。チーム貢献度で選出されるラスト1枠も、牛奥小羽(日体大)に譲った。

 16年リオデジャネイロ、21年東京と五輪2大会連続で日の丸を背負った。22年には一度、第一線を退きながら昨年復帰。「パリを目指してやってきたので、めっちゃ悔しい」と号泣する一方で、「やめても競技復帰できるんやと発信できた。一緒に代表選手と戦えたことは誇り」と話した。

 パリは補欠になる見込みで、「引退は考えていない」という。夢舞台には届かなかった24歳だが、体操の魅力を伝える旅はまだまだ続く。

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