羽生 腹部に炎症…初の世界国別対抗戦出場決定もまた逆風
2015年04月01日 05:30
フィギュアスケート
人生で初めてメスを入れ、へそ付近を4センチ切った。患部の縫合には人体内で自然に溶ける糸が使われたが、糸の一部が溶けずに体の外に出てしまい、付近が炎症を起こしているという。糸の摘出には簡単な手術が必要とみられ、国別対抗戦までの日数を考え再手術は回避。ジャンプの際に力を入れる腹部に炎症を抱えたまま国内で調整し、本番に臨むことになる。
中国杯の激突事故などアクシデント続きだが、闘志は衰えない。世界選手権で銀メダルに終わり「悔しいイメージのまま終わるのは嫌だった。気持ちはあり余ってるくらい出ている」と出場理由を語る。国別対抗戦は09年に浅田真央が自身初の200点超えを達成し、12年は高橋大輔さんが生涯ベストの276・72点をマーク。羽生も完璧に舞えば、世界初の300点超えも可能だ。「自分が納得できる、みなさんが納得できる演技を目指して頑張りたい」。満身創痍でも、パーフェクトを追い求める。
▽世界国別対抗戦 国際連盟が主催する団体戦として09年に第1回大会が行われた。今大会には日本、ロシア、米国、カナダ、フランス、中国が出場。各国男女2選手ずつ、ペアとアイスダンスは1組が演技。各種目のSP、フリーの1位12点とし、順位に応じたポイントの合計で争う。得点は公認される。今大会を含め全て4月に東京で開催され、日本は12年に優勝している。
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