白鵬 逸戦でダメ出し反省「抑えるところは抑えないと」
2015年07月22日 05:30
相撲
栃煌山に敗れた白鵬は座布団が舞う中で大きく息をついた。取組後は風呂に25分間かけて洗髪。悔しさも一緒に洗い流せたのか、支度部屋では「(相手が)低かったし、圧力がありました。引き締めて頑張りたい」と再出発を誓った。
9日目の逸ノ城戦でのダメ押しについて、師匠の宮城野親方(元幕内・竹葉山)がこの日、審判部を訪れて謝罪。伊勢ケ浜審判部長(元横綱・旭富士)は同親方を通じて白鵬に厳重注意し、同親方には監督、指導を徹底するよう求めた。伊勢ケ浜部長は「はっきり言って態度が悪い。せっかくの勝ち星にミソをつけている。横綱というのは全力士の見本であるし、相手を敬う気持ちが欲しい」と、横綱の品格にふさわしい行動を期待した。
師匠が謝罪した件を伝え聞いた白鵬は「抑えるところは抑えないと。意識してやっていきたい」と反省の姿勢を見せた。