英紙、エディーJ敗退惜しむ 技術称賛、大会去るのは「損失」

2015年10月12日 20:57

ラグビー

 「サヨナラ、ジャパン」―。ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会1次リーグ最終戦から一夜明けた12日の英国各紙は、強豪南アフリカから大金星を挙げるなどして大きな話題となった日本代表の1次リーグ敗退を惜しんだ。
 高級紙ガーディアンは「ラグビーが大きな体格同士の戦いになりがちな中、日本は技術で補える余地が大きいことを知らしめた」と指摘。日本が勝利した11日の対米国戦でも示した勢いと技術は「今大会の最大の遺産」とし、準々決勝を前に姿を消したことは「損失」と惜しんだ。

 インディペンデント紙は日本が1次リーグで3勝しながら準々決勝に進めなかったW杯史上初めてのチームだとあらためて紹介し、「息もつかせぬラグビーは新たなファンを獲得した」と称賛した。

 デーリー・テレグラフ紙は日本代表を「最も不運にして、恐らく最も勇敢」なチームだと形容。担当記者9人による1次リーグの寸評では、7人が「今大会で最も良かった瞬間」に日本が南アを破った試合を挙げ、今大会で日本代表が残した印象の大きさを示した。(共同)

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