ラグビーW杯イングランド大会の審判選定委員会は19日、準々決勝のオーストラリア―スコットランド(18日)で誤審があったと認める声明を発表した。
試合は後半38分にジュベール主審(南アフリカ)がスコットランドに「ノックオンオフサイド」の反則があったと判定し、オーストラリアがPGを決めて35―34と逆転勝ち。味方が前に落としたボールをオフサイドの位置にいたスコットランド選手がつかんだものだが、実際にはノックオン直後にオーストラリア選手がボールに触れており、同委員会はスクラムでの試合再開が適切だったとした。勝敗は変わらない。
なお、準決勝(24、25日)の主審が同日に発表され、ジュベール氏は選ばれなかった。