八角理事長 先代の思い受け再スタート、一枚岩の必要性も

2016年03月28日 20:55

相撲

八角理事長 先代の思い受け再スタート、一枚岩の必要性も
日本相撲協会理事長に再選され、会見する八角理事長
 28日、東京都墨田区の両国国技館で行われた日本相撲協会の理事会で、八角親方(元横綱北勝海)が理事長に再選された。北の湖前理事長(元横綱)の急死の後を継いだ13代目の協会トップが新たな任期をスタートさせる。記者会見で「先代の思いを受けて、土俵の充実を図るのが使命」と言葉に力を込めた。
 互選では貴乃花親方(元横綱)との争い。推薦を受けた2人を除く8人による挙手で6人の支持を受けた。「いろいろな考えの方がいるが(争いは)この場限りにして、一丸となって頑張らないと」と硬い表情で一枚岩になる必要性を強調した。

 理事長職に意欲を示しながら敗れた貴乃花親方は「肩の荷が下りた。理事長から与えられた役職を全うし、屋台骨の一つを支えていく」と、すっきりとした表情で話した。「親方の本分は弟子を育てること。日本出身の横綱、大関を一人でも多く輩出する。そこに集中したい」と夢を描いた。

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