高安7連勝!兄弟子・稀勢との激しい稽古で躍進

2016年07月18日 05:30

相撲

高安7連勝!兄弟子・稀勢との激しい稽古で躍進
栃煌山(手前)をはたき込みで破り1敗を守った高安
大相撲名古屋場所8日目
(7月17日 愛知県体育館)
 高安が苦手を退けて勝ち越しに王手をかけた。過去20度の対戦でわずか3勝だった栃煌山に突っ張って出てまわしを許さず、後退しながらも左に回ってはたき込みを決めた。「なかなか(直接対決で)星が上がっていなかったのでうれしい」。万全の相撲内容ではないが、2日目からの7連勝をプラスに捉えた。

 兄弟子の稀勢の里の存在が、躍進につながっている。場所前は香川・観音寺合宿などで綱獲り大関と激しい稽古を続け、自身の地力もアップした。「あれだけの圧力は角界にはいないのでありがたい」。栃煌山に攻め込まれながらも踏ん張れたのも、激しい稽古のたまものだった。「自分の相撲に集中する」と言うものの、まだ日馬富士戦も残しており、上位撃破は綱獲りの“アシスト”にもなる。「一番一番勝ちにいかないと道は開けない」と貪欲に勝利をつかみにいく。

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