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美香 粘って通算4アンダー「チャンスを待って攻めたい」

2016年07月30日 05:30

ゴルフ

美香 粘って通算4アンダー「チャンスを待って攻めたい」
第2R、12番でバーディーパットを決め、声援に応える宮里美香
米女子ツアー 全英リコー女子オープン第2日
(7月29日 英国ミルトンキーンズ ウォバーンGC=6448ヤード、パー72)
 11位発進した宮里美香(26=NTTぷらら)が2バーディー、1ボギーの71で回り通算4アンダーで第2ラウンドを終えた。46位で出た野村敏京(23=フリー)は68で回り、同じく通算4アンダー。70位で出た宮里藍(31=サントリー)は75。鈴木愛(22=Salesforce)は73。123位スタートの柏原明日架(20=富士通)は2日連続76。初日は62をマークした李ミリム(25=韓国)が首位に立った。10アンダーは、メジャーの1ラウンド最多タイ記録だった。

 宮里美は粘った。晴れ間の直後に雨が降り、突然強風も吹く。めまぐるしく天候が変わる中、1番でバーディーを奪い、その後はパーを並べて12番で2つ目のバーディー。14番パー3でボギーを叩いたが、スコアを1つ伸ばし通算4アンダーでホールアウトした。林間コースながら「天候は全英だなと思う。1つでもスコアを伸ばせたのは大きい」と納得の表情で自ら及第点をつけた。

 第1日も不安定な天候の中、前半はショットの精度を欠いたが、アプローチで寄せて、2~3メートルと微妙な距離のパーパットを決め続けてしのいだ。3バーディー、ボギーなしで回り「よく踏ん張ったと思う」と自画自賛していた。全米女子オープンは予選落ち。リオ五輪出場も逃した。「変な重圧との闘いだった。五輪の代表に選ばれるために、いろいろなものを背負いすぎた」と悔しい思いをにじませた。今大会は「楽しんでやりたい」と自然体。「我慢しながらチャンスを待って攻めたい」。決勝ラウンドはさらに上位を目指す。

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