鉄拳デザイン奥原応援Tシャツできた!実家同士がご近所

2016年07月31日 06:00

バドミントン

鉄拳デザイン奥原応援Tシャツできた!実家同士がご近所
応援メッセージが書かれた日本国旗を手に笑顔を見せる(左から)母・秀子さん、父・圭永さん、奥原、姉・未来さん
 リオデジャネイロ五輪に出場するバドミントン女子シングルスの奥原希望(21=日本ユニシス)ら日本代表9選手が羽田空港発の航空機で決戦の地へ向けて出発した。
 奥原の後援会による応援用Tシャツが完成した。胸と背中にプリントされたイラストを担当したのはパラパラ漫画で有名なお笑い芸人の鉄拳。長野県大町市にある奥原の実家と鉄拳の実家が営む理髪店は歩いて10分ほどの近所で、同店に通っていた奥原の父・圭永さん(57)がデザインを依頼した。見送りに来た圭永さんらが着用したTシャツを見た奥原は「凄く可愛くて、うれしい。励みになります」と喜んだ。

 奥原自身はまだ鉄拳に会ったことはない。「五輪が終わったら、ぜひ報告に行きたい」。さらにお願いしたいことがある。鉄拳得意のパラパラ漫画での「奥原リオ五輪物語」の作成だ。「今回の結果を踏まえて、ストーリーをつくっていただけたらうれしい。いい物語になるように頑張りたい」。両膝手術を乗り越えた奥原が金メダル獲得となれば、涙を誘う感動的な作品に仕上がりそうだ。

 スーツケースには養蜂が趣味の祖父・訓さんによるハチミツも入れた。「体調が悪い時にいつもなめている。心強いアイテムです」。第6シードで金メダルのチャンスが十分ある21歳は「やることはやりきった。自分を信じてプレーしたい」と言って機上の人となった。

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