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露ドーピング問題、告発選手情報がハッキングで流出

2016年08月15日 05:30

陸上

 世界反ドーピング機関(WADA)は13日、ロシア陸上界のドーピング問題を内部告発した同国女子中距離のユーリア・ステパノワの個人情報に不正アクセスがあったと発表した。
 抜き打ち検査のための居場所情報などを登録するシステムに使われる同選手のアカウントのパスワードが、何者かのハッキングで流出したという。

 WADAはアカウントを閉鎖し、本人に状況を報告。他の選手への不正な侵入はなかった。また、サイバー攻撃を受けていたことと、システム利用者に対して不審なサイトに誘導する偽装メールが送られていたことも明らかにした。(共同)

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