笠りつ子 POに1打届かず3位…年間賞金1億円突破も「通過点」
2016年09月26日 05:30
ゴルフ
4打差の4位から出た笠りつ子(28=京セラ)が5バーディー、1ボギーの68で回り通算11アンダーで3位とし、年間獲得賞金が初めて1億円を突破した。
首位に並んで迎えた最終18番、笠は3メートルのチャンスを迎えた。下りのフックライン。読み切れないまま打ったパットはカップ手前で左に切れた。「全然読めなかった。打った感じは弱いかなと思った」。1つ後ろの最終組だった李知姫と申ジエが18番でバーディーを奪ったため1打及ばずプレーオフに進めなかった。
4打差を追いかけた。「気合を入れすぎず自分のゴルフを淡々とやった」。1番で2メートルを沈めて、3番でもバーディー。パー5の8番は2オン2パット。14番は8メートルのパットをねじ込みガッツポーズをつくった。今季2勝はいずれも最終日に逆転したもの。今大会も猛烈な追い上げで盛り上げた。最終日に強い理由を「最後まで諦めない気持ちは誰よりも持っている」と力説した。
単独3位で終え、今季の獲得賞金が1億円を突破した。初の大台到達を目標に掲げ、3年前から1億円の札束の画像を携帯電話の待ち受け画面にしてきた。それだけに喜びは格別。だが「うれしいけど通過点だと思っている。次の目標を立てているので。次の目標は…まだ言わない」とすぐに切り替えた。待ち受け画面も変える意向だ。
次戦は29日開幕の日本女子オープン(優勝賞金2800万円)。賞金トップのイ・ボミとはまだ約3741万円の差がある。だが、まだ手にしていないメジャータイトルを手にした時、その差はグッと縮まる。
▼5位・香妻琴乃 パーオンも7回しかなく、チャンスをつくることができなかった。全体的にショットの安定感がまだまだ。(2位スタートもスコアを伸ばせず)
おすすめテーマ
2016年09月26日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
錦織は5位で変わらず トップ3も変動なし
-
ウォズニアッキ 大坂を称賛「素晴らしいポテンシャル」
-
松山5位で終戦「最後にボロが全部出た」 マキロイが総合王者
-
“新妻”愛ちゃん 復帰時期は語らず「まずは家庭の軸をつくる」
-
佳純「結婚は絶対したい」も4年後東京五輪金へ“結婚封印”宣言
-
御嶽海、長野県出身84年ぶり新三役当確 亡き恩師に届けた
-
左アキレス腱断裂から復活 安美錦「今までで一番うれしい勝ち越し」
-
高安3連敗…2横綱2大関撃破で敢闘賞も「稽古が足りない」
-
稀勢の里10勝目も綱獲り振り出し…同い年豪栄道V「原動力に」
-
豪栄道 史上初カド番全勝V さあ18年ぶり日本出身横綱誕生へ
-
埼玉栄・山田監督「うれしい限り」豪栄道とオープンカーでVパレード
-
境川親方 愛弟子・豪栄道Vに感慨「積み重ねた努力と根性が結果に」
-
タカマツ リオ決勝の再現ならず…同じデンマーク組に逆転負け準V
-
デンマーク組 会心リベンジ「日本で勝ってしまって、ごめんなさい」
-
山県、五輪後初戦で日本歴代4位タイ10秒03 今季3度目自己新
-
ケンブリッジ10秒15で2位「楽しめたけど、ちょっと悔しい」
-
元日本代表PG五十嵐 新潟の初勝利けん引 チーム最長出場
-
ベケレ 世界歴代2位2時間3分3秒で初V 川内「悔しい」13位
-
紀平梨花、3回転半決め逆転V ジュニアGPファイナル出場決定
-
男子・瀬口&女子・鈴木V 越後湯沢秋桜ハーフマラソン
-
トヨタ自動車アボット 史上4人目1000奪三振「ワオ、スゴイ」
-
帝京134点大勝 13年以来の130点超えで2戦2勝
-
笠りつ子 POに1打届かず3位…年間賞金1億円突破も「通過点」
-
李知姫 外国人選手初賞金10億円突破「名誉なこと」
-
松山 14番で痛恨トリプルボギーも粘った V圏内3打差5位
-
遼の弟分・星野がプロ2戦目で初賞金 ドライビングディスタンス賞も
-
小池 初V逃すも自己最高の2位「自信がついた」
-
福島 女子100M圧勝も進退濁す「シーズンが終わってから」
-
大坂 元世界1位に完敗準Vも世界50位入りで錦織と共演プラン
-
プイユがマゼルOP優勝 Aズベレフはサンクトペテルブルクで初V