羽生 4回転ループ世界初成功いける!公式練習で鮮やか着氷

2016年10月01日 05:30

フィギュアスケート

羽生 4回転ループ世界初成功いける!公式練習で鮮やか着氷
今季初戦のオータム・クラシックの滑走順抽選会に臨む羽生結弦
 フィギュアスケート男子のソチ五輪金メダリスト、羽生結弦(21=ANA)が、30日(日本時間10月1日午前)からモントリオールで行われるオータム・クラシックで今季初戦に臨む。
 ショートプログラム(SP)を翌日に控えた29日の公式練習では久石譲さんの楽曲を組み合わせたピアノ曲「ホープ&レガシー」のフリーの演目を本番さながらに滑り、今季から取り入れる大技の4回転ループなど3種類の4回転ジャンプを鮮やかに着氷した。

 今大会は世界初の快挙に期待が集まる。前週のジュニアの大会で16歳のクラスノジョン(米国)が挑んだジャンプは初めて「4回転ループ」と認定された。だが、出来栄え評価で2点以上減点された“失敗ジャンプ”。国際スケート連盟(ISU)の広報担当者は羽生が4回転ループに成功すれば史上初として認定することを明らかにした。

 羽生はSPとフリーの両方に組み込んだ大技の仕上がりに「氷の感触はいい。(ループは)最高の状態の70%ぐらいにはあるし、ノーミスの演技をすることが一番の目標。自分がこうやればできる、というイメージ通りにやれている感じがある」と自信をのぞかせた。

 オフに治療した左足甲のじん帯損傷についても「体はケアをしているし、問題はない」と心配を打ち消した。18年平昌五輪のプレシーズンのスタートを切る前回五輪王者は「久しぶりで緊張もあるし、試合では課題も見えてくる。自分の成長をしっかりと感じながら滑りたい」と意気込んだ。

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