羽生「やっちまった」2位 フリートップも4回転2回失敗響いた
2016年10月31日 05:30
フィギュアスケート
だが、「すぐ切り替えていけた」と続く4回転サルコーを奇麗に決めた。後半、連続ジャンプの最初の4回転サルコーは2回転になったが、直後の4回転トーループは危なげなく決めた。昨季から1本増やして4本挑んだ4回転ジャンプは計2本の成功となり、フリーではトップの得点をマーク。10・91点あったチャンとの差を詰めた。だが、あと3・89点届かなかった。
4回転ジャンプをもう一つ成功させていれば、逆転できる点差だった。「4回転ループを両方(SPとフリー)ともうまく跳ぶことができなくて、悔しい思いがたくさんある」。ただ前戦では終盤フラフラになったが、今回は最後まで力強く滑り切り、4回転サルコー以外の後半4つのジャンプは出来栄え評価で加点がついた。「重要視していたのは後半なので、ちょっとだけ達成感がある。悔しい9割、達成感1割です」と課題の終盤を耐え抜いたことには手応えをつかんだ。
一方でブライアン・オーサー・コーチは「演技点に目を向ける必要がある。それが今回勝てなかった理由だ」と指摘した。チャンには技術点で10点上回ったが、演技点で3点劣った。ジャンプだけでなく、表現力も今後の課題だ。
GPファイナル(12月8~11日、マルセイユ)の出場圏内には踏みとどまった。昨季終盤に左足甲を痛めて、急ピッチで調整しているが「(ジャンプのミスで)どこか痛いのかと思われるかもしれないですけど、ただ自分の実力不足。心配しなくて大丈夫です」と不安視する声を一蹴した。次戦はNHK杯(11月25~27日、札幌)。五輪王者は「これからまた上げていきます」とギアに手をかけた。
おすすめテーマ
2016年10月31日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
萩野公介、凱旋パレードに6000人 彼女“生募集”に女性ファン歓喜
-
サンダー開幕3連勝 ウエストブルックまたもトリプルダブル
-
パーニス、今季初V パワーシェアズQQQ選手権
-
“車いすキャプテン”金沢功貴が目指す未来 原動力は「常翔の仲間に負けたくない」
-
“車いすキャプテン”常翔ラグビー部「支援する会」の支援に感謝
-
“車いすキャプテン”金沢功貴の現在 大学でもラグビーへの情熱は消えず
-
錦織、最高タイの世界ランク4位
-
太田雄貴氏、国際フェンシング連盟理事選に立候補へ
-
白鵬ら鳥取でパレード 地元力士と地震被災者応援
-
どうするNHL?平昌五輪に参加するのか、しないのか…
-
羽生、昨季とは異なる“初戦2位”「確実に後半の安定感がついた」
-
松山英樹、肉体改造で「熊みたい」 下半身安定パットも格段進歩
-
松山へ 中高&大学の恩師からおめでとう
-
丸山茂樹、松山にエール 11月W杯で遼とペア「02年以来のVチャンス」
-
【岡崎真の目】羽生、正しかった“大人の選択” 表彰台確保へ抑え気味演技
-
岩田5位「手応えある1週間」 サンダーソンファームズ選手権
-
豪栄道が初の東の正大関 九州場所番付発表
-
錦織、チリッチにストレート完敗準V 全米決勝の雪辱ならず
-
綿貫陽が日本一 18歳6カ月、全日本選手権史上2番目の年少優勝
-
松山 アジア人初の世界選手権シリーズ優勝 ウッズ級独走7差
-
圧巻Vの松山 結果100点も…満足する球を打てていない
-
松山、青木功以来の欧州ツアーV 7打差優勝は大会最多
-
松山の生涯賞金は歴代1位14・5億円 圧巻のスピード達成
-
米ツアー初Vは14年メモリアル・トーナメント
-
松山 11・10開幕の太平洋マスターズに凱旋出場
-
片山、史上6人目通算30勝 AОNの領域!貫録1差逆転V
-
小林1打差2位も潔く「甘さや経験の少なさ」認めた
-
香妻 自己最高4位「自信がついた」 次はシード入り目標
-
琴音4位 詰めの甘さ反省 TOTOジャパン・クラシックで初Vだ
-
ジエ逆転今季3勝目 賞金ランキング2位浮上
-
比嘉 猛追及ばず…今季自己最高3位で2季ぶりシード復帰!
-
米男子サンダーソファームズ選手権第3R 岩田10位後退
-
さくら日本勢最高31位 藍腰痛に耐え70「次は日本の試合で」
-
羽生「やっちまった」2位 フリートップも4回転2回失敗響いた
-
無良 朝の公式練習で左足捻挫…「悔しい」落胆8位
-
宮原 強気に攻めて3位GPファイナルに望み「頑張るだけじゃ駄目」
-
本郷 回転不足減点も手応え6位「前よりも良くなってホッ」
-
永井 最下位11位も前向き「逃げなかったことを自信に」
-
Bリーグで異例11人同時退場 もみ合い…控え選手も
-
栃木・遠藤 代表の貫録22得点!10勝目で堅首
-
サントリー開幕9連勝 MОMの真壁が代表復帰に意欲
-
東海大 全勝対決を制し開幕5連勝 WTB対決も完勝
-
今季引退サオリン黒星発進 精彩欠き「最低だった」
-
沙羅 貫録20歳初V!「諦めずにベスト尽くす」日本ハムが刺激
-
白鵬 秋巡業でペースUP宣言「少しじゃない。一気に上げます」
-
第8回しまだ大井川マラソン 男子は森、女子は河村が優勝!
-
松山大が2時間3分56秒で初優勝 立命大の6連覇を阻止
-
日本 団体形で男女ともに2大会ぶり金メダル 空手世界選手権
-
美宇、中国のエースと対戦 0―3黒星も打ち勝つ場面も