松山&遼 6差6位終戦も…次回18年W杯で“世界一”リベンジ
2016年11月28日 05:30
ゴルフ
7打差を追う最終日。3番で松山が4メートルを沈めて4、5番は石川が1メートル以内につけて3連続バーディー。7番で松山が2メートルを決めて波に乗ったが、パー5の8番で潮目が変わった。石川は第1打をバンカーに打ち込み松山は第2打をバンカーに入れて2メートルのバーディーパットを外した。松山は10番で2メートル、12番は3メートルのチャンスを逃した。
松山は「8番で僕がバーディーパットを外して流れが悪くなり10番、12番も外して遼も乗っていけない状態になった」と悔やんだ。石川も「8番から(バーディーを)取れてなかったので焦りはあった」と振り返った。
1カ月で3勝した松山を支えたパットが今週は入らなかった。毎日自分の姿をガラスに映してフォームを修正したが、本調子に戻らない。「パットの状態が上がらなかった。チャンスにつけるからこそ入れなければいけないプレッシャーを感じていた」と漏らした。
2人が出会ったのは中学1年生の時。長年ライバルだったが、世界ランキング日本人最上位の松山が石川を指名し初めてチームになった。17日にオーストラリア入り。練習だけでなく食事も一緒だった。世界一にはなれなかったが、過ごした時間に充実感はある。松山は「お互いの出せるものが出せなくて6位。全然チャンスがあるというのは分かった」と話した。
次回大会は日程、開催地とも未定だが、20年東京五輪を見据え18年に日本開催で調整している。松山、石川のペアが開催国として世界一になれば最高のシナリオだ。
松山は「遼と組んで優勝したら男子ゴルフ界を変えられると思った。それができなくて残念。次回出られるチャンスがあればまた遼と組みたいし、優勝できるように頑張りたい」。石川も「英樹とプレーできて良い経験になった。次は世界ランキングを上げて英樹と一緒にW杯に戻って来たい」と力を込めた。黄金ペアがリベンジを心に刻んだ。
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