羽生「いいコンディションで幸せ」平昌五輪本番会場に好感触
2017年02月15日 05:30
フィギュアスケート
過去3年出場していなかった四大陸選手権に出場するのも、今回は五輪プレ大会だからだ。この日は午後の公式練習の前に、午前9時に一度来場。「時間が余っていたので、リンクを見ていました」。下見するためだけに、わざわざ会場入りするほど準備に余念はなかった。会場内を視察した後は、外で会場の外観まで自身のスマホで撮影。あらゆる情報をインプットした。
練習では4回転ジャンプを入念に確認した。大技のループは最初はミスが続いたが、3回連続で着氷するなど調子はまずまずだ。12月の全日本選手権をインフルエンザで欠場し、コンディションが心配されたが、「順調にきました。何事もなく、いい練習ができました」と仕上がりに自信を示した。
アジア、北中南米、オセアニア、アフリカの4大陸の選手が対象の今大会は、五輪出場枠が懸かる世界選手権(3月、ヘルシンキ)の前哨戦。世界選手権2連覇中でスペイン人のフェルナンデスこそいないが、1月の全米選手権で史上初めてフリーで5度の4回転ジャンプを成功させた17歳ネイサン・チェン(米国)や、元世界王者のパトリック・チャン(カナダ)も出場する。「今すべきことをやって、最終的には笑いたい」。来年の笑顔の予行演習も、ここでしておきたい。
▽羽生の14年ソチ五輪VTR SPでは4回転トーループなどを完璧に決めて、当時自身が持っていた世界最高得点を更新する101.45点をマークして首位発進。フリーではジャンプでミスがありながらも、トップの178.64点をマークし、合計280.09点で日本男子初の金メダルを19歳にして獲得した。
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