最年少女王ふたば 東京五輪の“頂点”へ オールラウンダーで登る!
2017年02月15日 10:00
スポーツクライミング
17年のW杯や世界選手権は、国際連盟が定める16歳以上の規定を満たしていないため、出場資格はない。日本代表が集った合宿には、20年東京五輪の有望選手として中学1年の森、工藤、谷井とともに特別枠で参加。3年後の夢舞台はボルダリング、リード、スピードの複合で争われる。伊藤は「全部がバランス良く強くならないといけない」とオールラウンダー化を宣言した。
昨年の世界ユース選手権ではボルダリングで銀メダルを獲得したものの、リードは9位、スピードには出場しなかった。スピードは日本に練習環境がなかったが、専用施設が今春に都内に完成予定で、強化合宿も検討中。スピードは昨年のアジアユースで予選落ちしており「特に頑張らないといけない」と話した。今年の最大目標となる世界ユースは3種目に出場する方向だ。
これまで「筋肉をつけると背が伸びづらいって言うじゃないですか」と筋力トレーニングをしてこなかったが、1メートル60で身長が止まったため筋力アップにも意欲。16歳になる18年はシニアの国際大会に加え、東京五輪と同じ試合形式で行われるユース五輪にも照準を合わせる。「強い人って格好いいし、強くなりたい。(東京五輪では)メダルを獲りたい」。目指す表彰台へ、着実に歩を進める。
▽伊藤のボルダリング・ジャパンカップ 決勝に進出した6人中、1人だけ4つの課題のうち3つをクリアして、初優勝を飾った。14歳9カ月での戴冠は16歳3カ月の野口を超える史上最年少記録
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