腰の手術で離脱のウッズ 46歳で“快挙”ニクラウスのように再び輝きを
2017年04月26日 09:30
ゴルフ
ウッズはここ数年、腰痛に悩まされている。14年3月に最初の手術を受け、4カ月の離脱を経て復帰したものの翌15年2月に再離脱。4月のマスターズで復帰もそのシーズンは振るわず、9月に2度目の手術。10月に3度目の手術を受けた。今年1月のファーマーズ・インシュアランス・オープンで1年5カ月ぶりにツアーに戻ったが、2月に欧州ツアーの大会で悪化させて離脱した。
今月18日にはミズーリ州で自らが設計を手がけたパブリックコースの発表イベントに出席。腰の状態について「具合のいい日と悪い日を繰り返している。これまで3度の手術を受けてきた。残念ながらそれは仕事のようなものになっている。今話せるのはそれだけだ」と語っていた。
イベントでは公の場で2カ月ぶりにショットを披露した。パー3のホールでウエッジでのティーショットを2発打ったのだが、1発目を池に打ち込んで「1発目はひどかった」とコメントした。手術の発表はその2日後。無残なミスショットは離脱の長期化を暗示しているようだった。
ウッズは昨年12月に41歳になった。若い頃は下半身と上半身の捻転差を利用して球を飛ばす豪快なスイングだったが、最近は腰に負担のかからないスイングに変えている。ピークを過ぎていることは言うまでもない。
ただメジャー18勝のジャック・ニクラウスは46歳でマスターズを制している。もう一花咲かせてほしい。メジャー15勝目が見たい。強いタイガーをリアルタイムで体感してきた者としてはそう願わずにはいられない。 (福永 稔彦)
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