大育、雪辱へ1差3位 昨年プレーオフで惜敗「もう一回、ビッグスコアを」

2017年04月30日 05:30

ゴルフ

大育、雪辱へ1差3位 昨年プレーオフで惜敗「もう一回、ビッグスコアを」
1番でセカンドショットを放つ片岡大育 Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー 中日クラウンズ・第3日 ( 2017年4月29日    愛知県東郷町 名古屋ゴルフ倶楽部和合コース=6545ヤード、パー70 )】 昨年惜敗した片岡大育(28=Kochi黒潮CC)が、通算10アンダーで首位と1打差3位に浮上した。雷雲接近で1時間53分の中断を挟むも、昨年の最終日にダブルボギーを叩いた17番でバーディーを奪うなど、63の自身のベストスコアをマーク。通算3勝目を狙う。武藤俊憲(39=フリー)が65、宮里優作(36=フリー)が67を出し、通算11アンダーで首位に並んだ。
 片岡が1年前の悪夢を振り払った。1時間53分の中断後の16番でこの日初めてボギーを叩き、迎えた17番パー3。崩れる要素はそろっていたが、7メートルのバーディーパットをねじ込むと、18番パー4はバンカーから直接カップインして連続バーディー。自身のベストスコアの63をマークした。

 「3日目が終わっていい位置に戻ってこられた。もう一回、ビッグスコアを出したい」。昨年は2位に2打差つけながら17番でダブルボギー。プレーオフの末、金庚泰(キムキョンテ)に敗れたが、首位と1打差の3位に浮上しリベンジする機会を手にした。

 勤勉さが生きた。惜敗したものの、好調だった昨年の今大会を録画したDVDは自分のいいイメージを思い出させてくれる教材でもある。「悪いイメージは消せるタイプなので、自分のいいプレーは結構見る」。この日の17番は昨年の最終日とほぼ同じピン位置で、金庚泰が打ったのと同様なライン。「キョンテが右に外していたのでよっぽど切れるんだなと。見たかいがありました」。今年は昨年と逆のパターンで頂点に立つ。

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