107年ぶり…京都・下鴨神社敷地内でタグ・タッチラグビー交流試合
2017年10月15日 21:00
ラグビー
なぜ、下鴨神社なのか。実は1910年(明43)、ここで慶応義塾の学生が旧制第三高等学校(京大の前身)にラグビーを伝え、関西でも始められた。
1969年(昭44)、旧制三高関係者がこの地に「第一蹴の地」の記念石碑を建立。それから48年。日本で2019年に開催されるワールドカップ(W杯)の抽選会当日の5月10日、W杯参加国のヘッドコーチやW杯組織委員会の関係者が、この地で蹴鞠を体験するなど、新たな「ラグビーの聖地」が誕生した。
記念碑の隣には、雑太社(さわたしゃ)という神社が再興され、神魂命(かんたまのみこと)という神様がまつられている。
関西ラグビー協会・坂田好弘会長(75)はオーストラリア人の友人から受けた「ラグビー・オープンズ・メニー・ドアーズ」という言葉を紹介。“ラグビーとは多くの扉を開く”。ラグビーは経験者だけでなく、すべての人を歓迎するスポーツなのだ。「京都でワールドカップの試合は行われないけれど、海外からの観戦者を京都にたくさん迎えたい。世界文化遺産の地に社が建ったことは大きなこと」。2019年W杯成功に向け、「第一蹴の地」から、新たなキックオフの笛が鳴った。
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