鳥取県警、元日馬富士の再聴取終了 今週にも書類送検へ

2017年12月03日 00:54

相撲

 大相撲の元横綱日馬富士関(33)が平幕貴ノ岩関(27)に暴行した問題で、鳥取県警は2日午後、元横綱の再聴取を終えた。現場のラウンジに同席していた横綱白鵬関らの聴取内容と突き合わせ、事実関係に矛盾がないか最終確認し、早ければ今週にも傷害容疑で書類送検する方向で詰めの捜査を進めている。
 元横綱は県警本部に約9時間滞在。捜査関係者によると、再聴取では落ち着いた様子で応じていたという。検討を進めていたラウンジに元横綱を立ち会わせた上での実況見分は行われなかった。

 元横綱は11月17日の聴取で暴行の事実を認め、素手やカラオケのリモコンで殴ったなどと説明していた。

 元横綱は午後6時すぎに車で県警本部を出発。空路で帰京し、羽田空港で、報道陣の問い掛けに「もう話すことはありません」とだけ述べた。

 日本相撲協会の危機管理委員会が発表した経過報告によると、素手などでの殴打の他、シャンパンのボトルをつかんで振り上げたが手から滑り落ち、ボトルでは殴っていない。泥酔状態ではなく、当日の状況は記憶しているという。

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