奉納土俵入り 3横綱で最少観衆2800人…騒動影響?人気に不安
2018年01月10日 05:30
相撲
“異変”は人出だけではなかった。通常、横綱土俵入りには立行司が参加するが、若手行司へのセクハラ行為が発覚した式守伊之助は欠席。そのため、行司は三役格の式守勘太夫、木村玉治郎が務めた。今年は過去5年と比べて最も遅い開催とあって、初詣客が少なかったという見方もできるが、相次ぐ不祥事が客足を鈍らせたという可能性も否定できない。
明治神宮も異例の通達を出した。報道受け付けが始まる前に「初詣客への取材はNG」と要請した。過去にそのような例はない。例年以上に大挙したテレビ局は土俵入りの様子を生中継するなど報道が過熱しており、混乱を避ける措置を取った格好だ。
元日馬富士の傷害事件が発覚しても、昨年12月2日に発売された初場所のチケットは即日完売となった。相撲人気をつないでいくためにも、3横綱は内容のある相撲を取っていくしかない。暴行現場にいながら止められなかった白鵬は土俵入り後、不安はあるかと問われると「いろいろ感慨深いものがある」と話した。さまざまな思いを胸に、力士たちは新年最初の本場所に備える。
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