杉田、2回戦敗退…エース53本許し計70ゲームの激闘で散る

2018年01月18日 05:30

テニス

杉田、2回戦敗退…エース53本許し計70ゲームの激闘で散る
男子シングルス2回戦でイボ・カロビッチ(左)に敗れ、握手を交わす杉田 Photo By 共同
 【全豪オープンテニス第3日 男子シングルス2回戦   杉田2―3カロビッチ ( 2018年1月17日    オーストラリア・メルボルンパーク )】 男子シングルス2回戦で杉田祐一(三菱電機)と西岡良仁(ミキハウス)はともに敗れ、4大大会初の3回戦進出はならなかった。同種目の日本勢は姿を消した。第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)は順当勝ちした。男子ダブルス1回戦でマクラクラン・ベン、ヤンレナルト・シュトルフ(ドイツ)組は勝ったが、西岡、マートン・フチョビッチ(ハンガリー)組は屈した。
 4時間33分、合計70ゲームに達する大熱戦となったが、杉田は最終セットの第22ゲームで力尽きた。カロビッチに53本もエースを浴び、わずか1度しかブレークできず「風がなくて相手のサーブの精度が落ちず、ピンポイントでエースが来た」と振り返った。昨季はツアー初優勝し、今季は全豪1回戦で初めて世界のトップ10選手のソック(米国)を倒した勢いも通じず「こういう選手に勝たないと(世界ランクの)維持さえできない」と歯がゆそうだった。

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